水道水の原料となる海・川・湖の水の放射能汚染へ
現在も放射性物質は絶えず流出していると言われています。放射性物質はかなりの量が流出しているのでしょう。
民主党の小沢さんが「国土が減ってしまう」と発言されていましたが、実際に福島第一原発の周りは人が住める地域ではなくなってしまいました。
チェルノブイリとよく比較されますが、チェルノブイリはたくさんの命を落としてまで原発をコンクリート詰めにしたために今くらいの影響で済んでいますが、福島第一原発はいろいろと作業者の安全を考慮して（それはとてもいいことなのですが）、完全封鎖ができませんでした。
今後も、意地になってのコンクリート詰めによる完全封鎖はしないのだと思います。
つまり、今後も放射性物質の排出は続くということになります。
その時に、海、川、湖といった、飲み水の原料となる水に問題はないかというと、あるでしょう。
関東地方のほとんどの地域では福島第一原発の爆発が原因と考えられる高い放射能が測定されています。間違いなく川の水などに含まれていると思っていいでしょう。
また、これから継続的に放射能が流出することで土や植物にも放射能汚染が広がって根付きます。その土などからろ過された水は、やっぱり放射能で汚染されているはずです。
当たり前のことですが、川や湖から私たちの水道水は作ってます。
浄水場が高度な技術を持っていて、いろいろな不純物や最近を排除するために頑張ってくれているのはわかりますが、どこまで防ぎきれるか、難しいところだと思います。
（２０１１年１１月追記：現在今は何を気をつけたらよいか）
まだ、福島第一原発の問題は完全に片付いているわけではありませんが、放射性物質の新たな飛散はかなり少なくなっているようです。
なので、東京、埼玉、千葉、神奈川あたりに住んでいる人は、これからは「既に排出されている放射性物質が凝縮している場所」に近づかないように気をつければ大丈夫かなと、勝手に考えています。
具体的に避けるべき場所は、砂場、道の脇の泥や落ち葉がたまっているところ、家のホコリがたまっているところ・・・など。
家にそういった汚れの塊がある場合は頑張って掃除しましょう。
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